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タイ〜バンコク
 
キ・資生堂・エスティック

まとめ

〜角栓取りイテテテテ〜

体験年:2004年6月、担当スタッフ名:(不明)。受けたメニュー:フェイシャルのホワイトニングとリユベナイティング1時間。予約方法:現地旅行代理店を通じて前日に予約。

 

ひとくちにスパといっても、その定義は目的によって様々です。例えば、休日を過ごしにやってきたバリ島のビーチで水着を着たままのんびり受けるマッサージは、体のこりをほぐすというよりは心のこりをほぐすというリラグゼーション系スパに分類されます。一方、マッサージによって脂肪を落とすとなると美容系、痛めた足のスジをマッサージで治癒させるとなるとこれは治療系スパになりますね。

バンコクは世界中から観光客が訪れる一大都市で、市内にはバカンスを過ごす旅行者のためのリラグゼーション系スパがたくさんあります。一方それと同じくらい多いのが美容系のスパです。バンコクには日本を含む外国人駐在員マダムをはじめ、タイの政府高官・一流企業社長夫人、財閥系夫人など、お金に困らない上流階級があり、そうした階層の女性が通うための美容系のスパも多いのです。

そしてここ数年、タイの経済発展、それに伴う所得上昇の結果、一般タイ人の中にもおしゃれや美容にお金をかける人が増えてきました。今バンコクは美容産業が大変な勢いで伸びており、一大美容都市といって過言ではありません。

資生堂「Qi」(「キ」と発音する)は、そんな美容産業の代表の一つ。フェイシャルを中心とした美顔専門のエステ・サロンで、バンコクに2店舗を構える有名スパです。メニューの大半はしわとりや、くすみとりなど美顔を目的にしたものですが、中には痩身を目的とした全身マッサージのメニューもあります。

バリ島やタイなどに通うアロエは、強い紫外線によって肌はすでにぼろぼろで、最近特にシミが増えてきてしまいました。そこで今回「Qi」で、ホワイトニングと若返りを目的としたフェイシャル・メニューを受けることにしました。

フェイシャルを受ける場所はカーテンで仕切られた小部屋で、美容機器、業務用の美容化粧品、そしてあおむけになって体ごとななめの角度でうずくまるフェイシャル用の椅子が置いてあります。はじめに上半身の服を脱ぐよう指示され、そのままいすに横たわります。裸になった上半身にはバス・タオルをかけてくれました。(部屋はほのかな明るさでリラックスできます)

初めにクレンジング・クリームを塗り肌の汚れを落とし、つづいて化粧水系のローションを2〜3種類、塗ってはパフでみがき落とすという工程を繰り返します。施術者はベテランらしく、丁寧でしっかりとした手つき。機械を使って温かいスチームを絶えず顔にあて皮膚をやわらかくし、毛穴を開かせながら施術が進みます。

施術範囲は首のあたりまで含むけど、やはり中心は顔になります。水分を多量に含むジェルを肌に乗せ、それでヌリヌリされたときは、まるで顔の表面が水の中にあるような感触で、とても気持ちよかったです。

ただし気持ちよかったのはそのヌリヌリくらいで、エステシャンのフィンガー・テクニックを駆使して肌のマッサージを行うというような、フェイシャル特有の技はほとんどありません。普段は使えない高価な美容液をがんがん投入するので、それはそれでよいのだけれど、エステシャンのやさしい指先でふわふわつるつる、刺激を与えながら血行促進をするというようなマッサージを期待していたアロエのボロボロ肌にとっては少し不満でした。使用した化粧品が、男性専用でなく女性客に使っているものと同じで、フェイシャルの工程も男性と女性とで全く同じというのは、まあ仕方ないか。(一部の美容液は店頭でも販売してます)

途中バキューム・マシンで角栓をとるときは、先端のパイプが細くまた吸引力が強いために、すごく痛かったです。鼻の周りを中心として、それを20〜30回スポスポあてられて、そのたびに刺すような痛みが走ります。結果として角栓がきれいにとれたのでよかったけど、やっている最中は血がにじんでるんじゃないかと思ったほど。終わったあと見てみると、マシンを施した部分が、ショックで真っ赤になってたけど、でもそれでトラブルになることはありませんでした。このあたりが、技術の高さでしょうか。

後半は、ひんやりとした美容液を使ったパックを塗り、15分ほどそのままの状態となります。後はそれを落とし、化粧水、クリームで肌を整え終了。一度椅子の上で起きあがり、肩や背中を軽くトントンとマッサージをしてくれました。

使用前使用後の写真を撮影して確認したけど、肌にあったシミがいっきに薄くなったり、メニュー名にあるようにしわがとれて若返るということはありませんでした。劇的に効果が現れるものではないんですね。ただし施術後は、くすみがとれた明るい肌ツヤになりました。スチーム等で普段はおろそかになりがちな顔の表面を集中トリートメントした効果と、ゆっくりと体を横たえ休ませたこともあり、表情も明るくなりました。(左が施術前、右が施術後。特に変化はなし。)

日本だと高価な「フェイシャル」を旅先で手頃な料金で受けたい人にはよいと思いますが、男性はこの代金で高価な美容化粧品を買ったほうが得策です。


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